ラスタマンが教えてくれたカラル―の味にとりつかれ、i-Tal Gardenで無農薬栽培をし、フレッシュなカラル―を販売をしている

posted: 2018-08-02 modified: 2018-08-03


Mr.Daisuke Nakajima 中島大輔さん

 大輔さんは、15歳の時にスケートボードを始めた。その時、ラジカセでボブの歌うレゲエを聴いて感動のあまり涙した。それをきっかけに、いつかはこんな素晴らしい音楽を生み出すジャマイカに行きたいと思い続けた。渡航資金を貯めて、高校卒業式の2日後、リュックサック1つを持って旅だった。英語も話せない初めての海外旅行である。
 1ヶ月滞在した中で3週間は現地で知り合ったラスタマンの家に泊まらせてもらったそうだ。そこでカラル―を初めて食べた「正直、美味しくもなく、不味くもなく、でも、くせになる味でした」。その後2日に1回はカラル―を食べる日々が続いた。カラル―は、ジャマイカのほうれん草のようなものである。ほうれん草よりミネラル豊富で、タマネギやトマトとソティしたり、天ぷらもいい。茎は薄皮をそいで、おひたしにもできる。デトックスにも効果がある。
 30歳で家庭菜園を始めた大輔さん、野菜の育て方はすべて独学。ある日、エスカリオンやカラル―などを育てている方と知り合い種を分けてもらい2011年4月、本格的にカラル―を栽培し始めた。大輔さんの話を聞いていると“とにかく野菜が好き”の一言なのだ。いま、年間を通して野菜やハーブなど、20種以上を育てている。家庭菜園の域をとっくに通り越しているのである。
 「カラル―はタフで手をかけなくても育つけれど、雨の多い夏は、虫に喰われる事も多く、特に密植しているところが、影響を受けやすいので、今年は間引く事で虫喰いが減るか観察してみます」。カラル―を育てているi-Tal Garden は、できる限り自然を残し、草も生え、虫などの生き物もたくさん住んでいる。そんな中で「ぼーっとして野菜や虫を眺めている時間が好き」なのだそうだ。
 ジャマイカへの思いは、ボブの歌うレゲエに衝撃を受けて以来ずっと続いていた。17歳から20歳後半まで、都内のクラブでのレコードをかけ本格的にDJセレクターを、やっていたこともあった。すべては「感動、好き」から始まっている。体の中には、“ジャマイカンの血が流れているのでは?”と家族が言うくらい、ジャマイカ愛は強く、ジャマイカとつけば、Tシャツをはじめ、なんでも集めまくる。
 現在43歳。毎日、東京都内の会社に通うクリエイティブ系のサラリーマンであり、休みの日のほとんどは畑で過ごしている。若者にはジャマイカ体験をして欲しいと大輔さんは言う「日本での常識が通用しない反面、楽しみがある。ピュアな人々とふれあい、自然の豊かさ、食べ物のおいしさ、数えきれないほどの感動がある。行ける時に行かないと後悔しますよ!」。今年は、もっとたくさんの人にカラル―を知ってもらう事を目標にフェスやイベントへの出店やクラブへの移動販売も予定。毎夏、カラル―が育ち始めたらFBで紹介する。

i-Tal Garden

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