富山県のジャマイカ料理店Jellly’sのオーナーシェフ

posted: 2019-07-08


神田善功さんのJelly’s

「母親が仕事していたので、小さい頃から料理を作って家族に食べてもらうのが好きだった。料理の本を見るのも大好き」

 神田さんは、多国籍料理を勉強していた時期があった。開催されたジャマイカ・フェスでジャマイカの女性がジャークを焼いていたので食べてみた。それは今まで味わったことのない深い味で、興味をもった。そしてジャマイカを訪れたのは1999年。初のジャマイカ体験は驚くことばかり。空港を降りるとウーハーを鳴らしたポンコツ日本車のタクシードライバーに声をかけられ「海辺のホテルまでと言ったのに、山に連れて行かれ、そこで彼の友人をピックアップして、新聞を買い、その後友人をおろし、ようやくホテルにたどり着いた。すべてはドライバーの都合次第に笑ってしまった」
 帰国した後、資金を貯めて繁華街でレゲエ・バーを開業して8年。レコード仕入れ業をしていたお兄さんが住んでいるジャマイカに行く度、土地の料理にもたくさん出会い料理に力を入れたいと思い始めた。
 神田さんのレストランの名前はJelly’s 。白と水色でおしゃれな外観。「自分で家を建てるのがバー時代からの夢だったんです。土地を買い、カナダからキットハウス(組み立てる家)を輸入して1年をかけて手作りで完成させた。住宅街の中の自宅兼店舗。いまは家族で暮らしながらお店をやり9年目。外観や店名は自分の個性だと思っているんです」
神田さんのパティは5月の東京、代々木公園でのジャマイカ・フェス、レゲエ&キュイジーヌにおいて、口こみで広がっていった。特にジャマイカ人の間でも絶賛されて、なんと5回も買いに来た人がいたのだそうだ。パティというのは、ジャマイカンにとっては、軽いスナックのようなもの。サクサクのパイ生地をキツネ色に焼き、中はジューシーなひき肉。評判が評判をよんで、Jelly’sのキッチンカーの前は行列が絶えなかった。
「日本人にはほとんど未知でもあるジャマイカの料理をジャマイカのローカルフードとして提供するのでなく、初めて食べる方の目にも美しく“わっ!”と喜んでもらえる盛り付けで、美味しくオリジナリティのあるジャマイカ料理の提供をと心がけています」
 自分は食いしん坊だと言う神田さんは、料理の話をする時、目がきらきらする。多国籍料理については、興味がつきないのだそうだ。地元の高校で、ジャマイカ料理を教えたこともある。笑顔がやさしい神田さんは、生徒たちに大人気だったそうだ。
 レゲエ好きでもある。19歳のころ、DJをしていた先輩に連れて行ってもらったクラブでダンスホールレゲエに出会い、レコードを買いあさり、レゲエを聴きまくったけれど、1周回って、一番最初に聞いたシャギーには今でもトキメクという。
 「今後は日本全国いろんな所にキッチンカーで行ってJelly’sのジャマイカ料理をお届けしたいです」

コンタクト

http://Jellys.jimdo.com
〒930-0984 富山県富山市荒川新町1-8  TEL&FAX:076-481-6292
注文は📞でもFAXでも受けます。
メニュー紹介:ジャークチキンプレ―ト 920円。ジャークチキンとポークのサービスプレート1280円 ビーフ・パティ 380円。