No.7 頼りになる頑固オヤジ的な夫と娘2人を育てながら、ネグリルで生きる


Ms.Ikumi Scott 石井郁美さん

「夫、アンディは、将来の夢を現実的にちゃんと考えて家を建てているんです。
子供にはきちんとした英語を話させるし、マナーや挨拶にも厳しい。
一般的ジャマイカンとは考え方が違う面もあり、昭和のオヤジみたいですが、
30年以上ネグリルに住んでいてビーチの事は何でも知っている頼りになる人です」。
もの静かな郁美さんと話していると、2人の波長がぴったり合った末の結婚だったのが
わかるような気がしてきた。

「ジャマイカの病院は、プライベートとパブリックがあります。後者は医療費無料ですが、
設備状況を考えて、プライベートを選びました。病室は個室で面会時間も自由。
ラッキーなことに信頼できる助産婦さんに会えて、24時間いつでも電話すれば、
病院に来てくれる状態でした。母子ともに問題なければ、翌日には退院するのが普通です」

郁美さんも出産した翌日には、退院したのだそうだ。毎日の生活で一番苦労しているのは、買い物。
「売っている物が少ないし高い。ネグリルにない時は、30分ドライブしてサバナラマーまで。
そこでもない時は1時間半かけて、モンテゴ・ベイまで」。不便なのは、買い物だけではない。
郵便物は郵便局まで取りに行く。そして、水、電気、インターネットが時々、
止まりいつ復旧するか、わからない事。
それと、道路には、パットホールと呼ばれる穴がいくつもあり、下を見ながら、運転しています」。
そんな不便な地に住み続ける理由は。
「人が魅力。特に女性と子供にはやさしいと感じます。例えば、両替所がわからなかった時、
子連れなのに、わざわざ両替所まで一緒に歩いて案内してくれたお母さん。助かりました」

ご主人のアンディさんと出会ったきっかけは「初めてのジャマイカ訪問の時、友人も自分も英語が話せず、
困っているとき、日本人男性と歩いているジャマイカンに声をかけたんです。それがアンディ。
帰国してからも連絡をとりあいました」。その後、モンテゴ・ベイにある語学学校に通うため、
長期滞在をした。結婚の決めては、これといってなく、流れに任せて、気がついたら結婚して
10年が過ぎていたという。
ネグリルでお薦めは、「無人島ピクニック。ゆっくり昼寝をしたり、シュノーケリングをしたり、
ロブスターの時期(7月から3月)であれば、とれたてのロブスターを調理してもらい、かぶりつく」。
メイフィールズフォールズの滝のぼりもお薦め。ナイトスポットはネグリル唯一のクラブ”Jungle”で楽しむ。
毎週木曜日、女性は0時まで入れば、入場料無料。土曜日はUS$20で、ドリンク飲み放題。
地元の若者と観光客も入り混じってのダンスと音楽の渦に酔いしれる。
セキュリテイもしっかりしているクラブである。

郁美さんの夢は「建築中の新居に越した後は、2階を増築。お客さんが泊まれる
B&Bをオープンできたら、いいなあ」。

Glass bottom boat tour

ジャマイカ観光省承認:TPDCoTeam Jamaica Member,キャプテンアンディグラスボトムボートツアーズ
URL:https://jamaica-negril.jimdo.com/
Blog:https://ameblo.jp/jamaica-negril/
Email:jamaica.negril2010@gmail.com


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