No.6 前進し続けるエネルギッシュなジャマイカ出身の歌姫


Ms.Monique Dehaney  モニーク・ディヘイニーさん

いつ会っても元気がみなぎっているモニークさん。髪型も様々に変えておしゃれ。
彼女の歌手誕生物語は、偶然がよびこんだ奇跡である。
西インド諸島大学の国際関係学部を終了した後、政治家を夢みながら英語の補助教員として、
高知の高校に赴任した。
ある時、誘われるまま、友人のバースデイ・パーティで歌ったところ大喝采を受ける。
その後友人たちの紹介で結婚式でも歌ったりした。それがつながっていきYou Tubeを見た、
日本テレビの外国人が日本語で歌うコンテスト番組「のど自慢・ザ・ワールド」関係者の目にとまり、
都合8回も出演していづれも好成績だった。

2007年。東京に進出以来、事務所にも所属せず、付き人もいない今、何から何まで、全部自分でやる。
歌うために走り続けている毎日なのだそうだ。
「家中、舞台衣装だらけ、何十着あるかなんて、数える暇もない、あちこちにぶらさがっている、私のおうち」となめらかな日本語。
レゲエ、ジャズ、ポップス、日本の歌、なんでも歌う。でも一番好きなのはジャズだそうだ。
驚いたことに、歌うことは「完全独学」しかも、家族、親戚にもミュジシャンも音楽関係者もいない。
天から授かった力強い歌声は、聴衆の心をつかんで放さない。彼女のステージは、とにかく元気だ。
強烈なインパクトを与えるカラフルな衣装で、ステ―ジ上からシャウト。その後に、日本語で語りかけながら、
親しみをこめてマイクを客席に向ける。このスタイルは共感をよぶ。
韓国、中国、ベトナム、カンボジア、タイ・・・ほとんどのアジア諸国、アフリカ、アメリカ、オーストラリア、中近東などで歌っている。
海外公演の場合は、小さい個人事務所を通すが、いつも同じ事務所というわけではない。中国公演のビザは自分でとりに行った。
「中国では、”上を向いて歩こう“や”あの鐘を鳴らすのはあなた“をお客様と一緒に歌う。
みんな、アクティブで、客席はいつもにぎやか。日本のお客様はマジメでとても静か」
日本語だけでなく、英語、マンダリン(少しだけ)、スペイン語を話す。
体形を維持するのもストイック。「スイーツは食べない。肉はダメ。野菜とコメを中心に、
麦茶は毎日の生活に欠かせない飲み物。もちろんジムにも通う」。
質の高い歌を提供し続ければ、必ず、お客様はついてきてくれると信じている。
だからどんな小さなステージも力いっぱいのパーフォーマンスをする。
EXILEや矢沢永吉のバックコーラスを経験。
IVYレコードからは、全部日本語で歌ったアルバムをリリースしている。どれもが、彼女の糧になっている。

「たったひとつ、日本で好きじゃない事。それは公演会場で、
例えばマイクを変えて欲しいと頼んでも会場の規則だからと。
いい演奏を提供しようとしても、なんでも規則が一番なのよね」
夢は「英語、日本語、中国語などで歌いアルバムをリリースしてその後、全国でコンサートを開き、
ハリー・べラフォンテのように歌いたい。で、私、年とったら政治家になるわ!」

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