ウェストモアランド県との青少年交流

2018年ウェストモアランド県と鳥取県内の高校生との青少年交流

10/11~22の日程で鳥取県内の高校生10人がウェストモアランド県内の高校を訪問し、同校生徒との料理、
ダンス、グラウンドゴルフを通じた交流を行ったほか、ホームステイを行い、現地の人々の暮らしを体験しました。
高校生10人は県立米子高校ダンス部5人と県立鳥取湖陵高校家庭クラブ5人で、それぞれが得意とするダンス、
料理を通して現地の高校生と触れ合いました。

料理交流では、日本風の唐揚げにジャマイカの伝統料理「ジャークチキン(Jerk Chicken)」の調味料で下味をつけ、
両国の味覚のコラボレーションを意味する「Jam-Jap Chicken」と銘打ったメニューを考案し、
ジャマイカ人生徒と一緒に調理しました。
また、送別会場であるロイヤルトンホテルのシェフ指導のもと、訪問先生徒を招いてジャマイカ風の
巻き寿司つくりにチャレンジ、送別会の席でウェストモアランド県行政関係者らゲストに提供しました。
巻き寿司の具はジャマイカ人のソウルフードである「ジャークチキン」と、バナナに似た果物
「ライプ・プランティン(Ripe Plantain)」でした。まさにジャマイカならではのオリジナル巻き寿司!

一方、ダンス交流ですが、訪問先の高校生とダンスのセッションをして盛り上がったり、
ジャマイカの国民の休日「ヒーローズ・デイ」記念式典における特設ステージなど、
要所要所でダンスを披露して鳥取県とウェストモアランド県の友好を大いにアピールしてくれました。
ダンス・音楽といえばそこはやっぱりジャマイカ人、皆さんノリノリで楽しんでくれましたし、
英語があまりできなくてもダンスができれば一緒に楽しめる、そんなダンスの力を実感できた旅でした。
鳥取発祥のグラウンドゴルフも一緒に楽しみました。シンプルで、誰でも楽しめるので、
この時も非常に盛り上がり、日本とジャマイカの生徒同士、良くなる潤滑油になりました。
今年は、首都キングストンにある日本大使公邸で鳥取県訪問団歓迎レセプション(10月19日)を開催していただきました。
ジャマイカ五輪協会関係者やウェストモアランド県関係者の出席があり、
山﨑啓正駐ジャマイカ日本大使から「鳥取県はジャマイカにとって日本へのゲートウェイであり、
高校生は日本の文化大使である」との歓迎の言葉を頂きました。

ありがたかったのは、ジャマイカの人々のとてもオープンなマインドと優しさでした。そういうものに触れることで、
鳥取の高校生たちに「自分たちも何かお返しをしたい」という感謝と利他の心が生まれました。
また、料理やダンスなど生徒の得意分野で交流をしたことは、シャイな自分自身の殻を破って
ジャマイカ人生徒とのコミュニケーションにチャレンジするいいきっかけになりました。
一方で、うまく英語で話すことができず、悔しい思いも味わいました。
「勇気を振り絞って挑戦すれば、それまで見たことのない景色が見えると気づいた」
「学んだ多くのことをこれからに生かし、周りの人に影響を与えられる人間になりたい」
「英語を頑張って勉強し、またジャマイカに来たい。そして、触れ合ったジャマイカの生徒達ともっと仲良くなりたい」
などといった感想が聞かれました。
ジャマイカでの経験は、鳥取の生徒たちを一回りも二回りも成長させてくれました。

料理交流(リトルロンドン高)料理交流(リトルロンドン高)

ダンス交流(リトルロンドン高)ダンス交流(リトルロンドン高)

ヒーローズ・デイのダンス披露ヒーローズ・デイのダンス披露

料理交流(グリンジヒル高)料理交流(グリンジヒル高)

地元の子供たちとの触れ合い地元の子供たちとの触れ合い

グラウンドゴルフで交流(リトルロンドン高)グラウンドゴルフで交流(リトルロンドン高)

現地でも報道されています↓↓

全国紙 Jamaica Gleaner
https://jamaica-gleaner.com/article/art-leisure/20181209/japanese-students-experience-jamaican-warmth
全国紙 Jamaica Observer
http://www.jamaicaobserver.com/observer-west/educator-mayor-bertel-moore-call-for-support-of-the-westmoreland-japan-exchange-programme_147812?profile=&template=PrinterVersion

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